設備のご紹介

当院で導入している医療設備をご紹介させていただきます。

歯科用CT

当院では院内に「歯科用CT」を設置しています。CTとは医科で使用されている「CTスキャン」と同様のもので、一般的に使用されているレントゲンとは異なるものです。従来の歯科治療では、まずはじめにレントゲンを撮って口腔内の状態の確認をするのが当たり前でしたが、あくまで2次元画像であるため、歯科医師側の画像を読み取る能力に依存する部分も大きかったものでした。しかし歯科用CTでは、3次元、断層画像で、あごの骨の内部の状態なども詳細に確認することができます。また、歯科用CTでは低被爆になっており、人体への負担も少ない特徴があります。歯科用CTでは、これまでの2次元画像では診断しにくかった症状が、３次元（立体）画像で正確に患部をとらえ原因究明ができます。歯周病のより厳密な診断もできます。

ペリオフロー

「ペリオフロー」は、今までの器具では届かない歯周ポケットおよび歯肉の溝のバイオフィルム（細菌の巣）を効果的に除去することができるので、歯周病の再発防止や予防に最適です。ペリオフローはエアフローの先端部分が歯周病治療用の形状になっています。4-9㎜までの歯周ポケット、9㎜までのインプラント周囲溝からバイオフィルムを効果的に除去します。これまでのガリガリと施術するイメージとは全く異なり、超微細なアミノ酸を高圧で吹き付ける方法のため、歯周ポケットの奥など、手用器具では除去しきれない箇所に溜まったプラークやバイオフィルムを、組織を傷つけることなく徹底的に除去することができます。歯周病の再発防止だけでなく、インプラント周囲炎の予防も最適です。